鎮静効果?
ラ・シュエットグループに入ってからというもの、これらの古いヴィンテージのものを開ける機会が多くありますが、いずれも素晴らしいものばかり、未だ裏切られた事はありません。
今でこそ、早いうちから楽しめる味わいになってきていますが、70年代、80年代のものなどは熟成していく事を前提にして造られているのでしょう、抜栓後、ゆっくり時間をかけて味わっていくとどんどん表情が変わっていくのがわかります。
皆でわいわいやるよりも、じっくり向き合っていくとワインが私たちに心を開いてくれます。
ヴィンテージによって味わいの差があるのも事実ですが、難しい年といわれているものでさえ、そのシャトーのスタイルがはっきりと描かれているように思います。
以前有名なソムリエの方がとてもわかりやすく表現していたので、よく使わせていただいています。「ブルゴーニュは官能的、ボルドーは知性的」と。
たしかにボルドーにはハーブや木の香りがあり、ワクワクさせるというよりむしろ飲んでいる人の心を落ち着かせるような効果があります。
ハードな毎日を送っている方にはボルドーの赤ワインをお薦めします。ブルゴーニュではその素敵な香りでかえって興奮してしまいますよ。せっかくですから味わいましょう。 |
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手頃でそれなりのワインを沢山飲むよりも、華のある一本をゆっくり味わう機会を作っていただきたいと思います。充実した時間をお約束します。
人生を変えてしまうこともあるかもしれません。そんな魔法のようなことが起こるのも、ただ高価というだけではなく、味わいや香りにおける複雑さやふくよかさが凝縮しているからです。そこには壮大なロマンがあるのです。
よいワインのあるテーブルには「愚痴」はこぼれません。ワインは飲む人たちを幸せにしてくれる飲み物です。
本当は「何をどこで」よりも「いつ、誰と」の方が大切だと思っていますが…。 |